神戸市灘、岩屋の隠れ家、フランス料理、ビストロトナリャオの小林です。http://www.tonaryao.com/
店はどうしたら出来るんやろ?どうやって作るんやろ?…
いつぐらいか忘れたけどこんな事を思ったのが始まりです。
昨年5月にビストロトナリャオをオープンするまで私は某ホテルの厨房で勤務していました。
このホテルには12年お世話になり料理長も経験させていただき、楽しい事、嬉しい事、ツライ事、いろんな事が自分の財産になっています。
その頃に他のホテルの料理長、レストランのオーナーシェフらが会員の神戸フランス料理研究会での会合に参加した時、あるオーナーシェフとの出会いが私の独立へ加速させました。
神戸のヴィーナスブリッジにあるイタリア料理、ジャンカルドの太田シェフとの出会いです。
出会った頃は移転前で阪急武庫之荘にお店があり何度か来店させていただきいろんな話をしました。
太田シェフは私より歳は下です。30才で独立して従業員も数名雇ってて6年目で凄いなぁ…と。
そんな独立に対して何も知らない無知な私が「独立しようと思うんですよ~」て言うと太田シェフは「ホンマですか?どの辺りで?楽しみですねぇ」
大概の人が、えー大変やで。ホテルおったらいいやん。料理長やのに勿体ない。
批判的なコメントが多かったけど太田シェフは「最初の頃はお客さん来なくて、毎日掃除でその内することないからスタッフとゲームしてた(笑)」
「いよいよコリャ首くくらなあかんわ…って時にたまたま雑誌に載せてもらって何とか…まぁ今でもしんどいですけどね…」ハハハ~と笑顔で話してくれました。
その時は色々大変なこと有るけど楽しそう!目が輝いてる!やりがいオーラも見える!
それから自分のプライドなんか全て捨て質問攻め。独立に向け色んな私のしょーもない質問に丁寧に答えてくれて、起業本も2冊いただき「この本に大体小林さんの知りたい事が書いてありますわぁ、後何かあったらいつでも言って下さい。やけど多分、小林さんやったら大丈夫ですよ!俺商売してるいろんな人見てきたけど、まぁイケますよ‼」
おいおい!ホンマかいな。分からんけどイケるらしい。真に受けるでー!(笑)
通勤電車のスマホでプリズンブレイクとか見てたのをやめ、太田本をくまなく読んで頭の中に叩き込み、その後たくさんのオーナーシェフとの人脈を広げていき、ザクッと言いますが現在に至ります。
ここで感じた事は新たに自分のやりたい事が出来ると面倒なことも苦で無くなり、必死になる。ホテルの料理人としての狭いカテゴリーの中からとは別に新たな人との出会いがあり楽しいし、面白い(笑)
太田シェフ色々ありがとうございます!
また好物の高級寿司食べに行きましょう‼
もう少し売り上げ出来るまで待っててね…(笑)
独立して起業するということ…
新たな人との出会いの始まりです‼